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「このままではいけない」と気づいた日。夫との関係を見直すきっかけになった6つの出来事

utakochan19751014@gmail.com
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今から2年前、28年間勤めた会社を辞めました。

正社員として働いていた頃は、毎日が目の前のことをこなすので精一杯。仕事、家事、子育て——次から次へとやるべきことが押し寄せて、立ち止まって考える余裕なんてありませんでした。

退職して時間的・精神的な余裕が生まれた時、私は初めて「丁寧に生きる」ということを意識するようになりました。お金の使い方、時間の使い方、人間関係……これまでいかに無駄が多かったかに気がついたのです。

そして、その「見直し」の中に、夫との関係も含まれていました。

「そういえば、私たちってちゃんと向き合えていたっけ?」

この記事では、私が夫婦関係を見直すきっかけになった、6つの小さな気づきをお話しします。同じように「このままでいいのかな」と感じているあなたに、少しでも届けば嬉しいです。

忙しさに紛れて、夫婦のことを後回しにしていた

正社員として働いていた頃、土日でも自分の用事を優先することが当たり前になっていました。友人との約束、買い物、習い事——気づけば夫と一緒に過ごす時間は、いつも「後回し」でした。

それだけではありません。夫が何を望んでいるのか、どうしてほしいのか、真剣に考えたことがほとんどありませんでした。義理の両親に何かしてあげたり、夫の好物を作ってあげたり、そんな小さな気遣いもできていなかったのです。

今思えば、夫が求めていたのは特別な何かではなく、ただふたりで出かけたり、ゆっくり話をしたり、そんな些細な時間だったのかもしれません。

後悔しても仕方がないと分かっています。ただ正直に言うと、今も忙しくなるとついつい同じように夫を後回しにしてしまいがちです。だからこそ、意識して「夫との時間を大切にする」と自分に言い聞かせるようにしています。

友人より夫との時間が大切だと気づいた瞬間

以前の私は、飲み会やランチに誘われたら断らずに行くのが当たり前でした。

でも、繰り返すうちに気づいたのです。行く前の準備、気を遣う時間、使うお金、帰宅後の慌ただしさ……「私は一体何をしているんだろう」と。

それでも夫は文句一つ言わず、「たまにはゆっくりしておいで」と送り出してくれていました。私はその優しさに、すっかり甘えていたのです。

振り返ると、人の目を気にして、断りにくいから行く——そんな付き合いばかりで、本当に自分がしたいことや、すべきことを真剣に考えていませんでした。

今は、誘いを受けた時に一度立ち止まって考えるようにしています。「本当に行きたいか、行く価値があるか、時間とお金は無駄じゃないか」と。

そして夫から誘われた時も同じです。まず自分の気持ちに正直になる。そして夫が何を望んでいるかを考える。その小さな習慣が、ふたりの関係を少しずつ変えていきました。

ふたりで出かけた日、「楽でいいな」と思った

夫との時間に、ドキドキやワクワクはありません。正直に言うとそうなのです。

でも、一緒にいると不思議と落ち着く。安心できる。気を遣わなくていい。

日曜日の朝、並んでランニングをする時。休日のモーニングで何気ない話をする時。ドライブ中、助手席でうとうとしてしまう時。近所の王将で仕事帰りに待ち合わせして、たいして特別でもない夕ごはんを一緒に食べる時。旅行の計画をあれこれ話し合う時。

どれも地味で、ごく普通の時間です。でも、この「普通」がとても心地よかったのです。

友人との食事は楽しいけれど、気を遣います。夫といる時間は、そういう疲れがない。ただそこにいるだけで、なんとなく安心できる存在——それが夫だったのだと、改めて気がつきました。

特別なことは何もいらない。ふたりで「普通の時間」を過ごせることが、実はとても贅沢なことだったのです。

夫の嫌なところより、いいところに目を向けてみた

夫への不満ばかりに目を向けていた頃、私は大切なことを見落としていました。

記念日には必ずお花やケーキを買ってきてくれること。亡くなった父の命日には、何も言わなくても実家に手を合わせに来てくれること。いつも穏やかで、声を荒げることがないこと。家事を率先して手伝ってくれること。私の母にも、まるで自分の母のように優しく接してくれること。

当たり前だと思っていたこれらのことが、実は全然当たり前ではなかったのです。

「嫌なところ」は目に入りやすい。でも「いいところ」は、意識しないと見えなくなってしまいます。

不満に目を向ければ不満が増え、感謝に目を向ければ感謝が増える。それに気づいてから、夫への見方が少しずつ変わっていきました。

正社員を辞めて気づいた、夫の「寛容さ」という宝物

28年間、結婚当初からずっと共働きでした。

退職を決めた時、子ども、親、周りの人……みんなが反対しました。「もったいない」「この先どうするの」そんな言葉をたくさんもらいました。

でも、夫だけは何も言いませんでした。

反対もしない、背中を押すわけでもない。ただ、私の決断を静かに受け入れてくれた。その「何も言わない」という寛容さが、どれほど心強かったか。あの時の夫の姿を、今でも忘れられません。

退職後、時間ができた私は、今までしたかったことや行きたかった場所へ自由に出かけました。次の働き先も自分で決めて、久しぶりに「一生懸命生きている実感」を味わうことができました。

その充実感を、今度は夫にも経験してもらいたい。定年を迎える夫が、自由な時間の中で生き生きと過ごせるように。そのためにも、今から夫婦の関係を整えておきたいと思っています。

小さな気づきが、再構築の第一歩になる

「このままではいけない」と気づいたのは、ドラマのような劇的な出来事があったわけではありません。

夫を後回しにしていたこと、友人との付き合いに疲れていたこと、ふたりで過ごす時間の心地よさ、夫のいいところ、夫の寛容さ——どれも日常の中にあった、ごく小さな気づきでした。

でも、その小さな気づきを積み重ねることが、夫婦関係を見直す第一歩になったのだと思います。

「もう手遅れかも」「今さら変われない」そう思っているあなたへ。大丈夫です。気づいた時が、始め時です。

まずは日常の中に、夫の「いいところ」をひとつ見つけることから始めてみませんか?

ABOUT ME
UTAKO
UTAKO
子どもたちが巣立ち、これから訪れる「夫とのふたりきりの老後」に焦りを感じて一念発起。長年自分を縛っていた「良き妻・母であるべき」という思い込みを手放し、まずは自分を満たす生き方へシフト中。夫婦関係の再構築ストーリーを中心に、同世代の女性の心がフッと軽くなるようなメッセージをお届けします。
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